• 80年代アイドルを紹介しています。

田山真美子

本名:田山真美子
1974年3月29日生まれ
岩手県出身
デビュー曲:「青春のEVERGREEN」(1989年8月21日)
事務所:東京宝映テレビ
レコード会社:ソニー
キャッチフレーズ:「いちばん会いたかった君が最後に微笑んだ。」

1986年、ドラマ「もりもりぼっくん」にてデビューし、以降子役として、ドラマ「愛伝説」(87)、映画「ハチ公物語」(87)などに出演。

88年、映画「スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲」、ドラマ「花のあすか組! 」、「バカヤロー! 私、怒ってます」などに出演していたところ、増田未亜主演のオリジナルビデオ「地球防衛少女イコちゃん2」で、白馬ルンナ役を演じ、アイドル愛好家に、美少女ぶりを高く評価された。

「花のあすか組!」(88)小高恵美小沢なつき石田ひかり本田理沙、和久井映見など駆け出しアイドルがたくさん出てくるドラマにゲスト出演。筆者が彼女を認識したのも、このドラマでした。
「地球防衛少女イコちゃん2」(88)…主演の増田未亜とともにアイドル愛好家より、その美少女ぶりを高く評価されました。

89年、昼ドラ「夏色怪談」で、不慮の転落死を遂げてしまった事で、自身の死因を思い出せず成仏出来ない幽霊となって現世を彷徨う女子中学生のヒロイン役を演じ、放映終盤に差し掛かった頃に、アイドル歌手としてスタートを切る。

「夏色怪談」(89)…夏休み期間中の15分枠の昼ドラ(全10話)にて、初のドラマ主演を果たす。成績優秀でしっかり者の少女がなぜ自殺?死んだ理由がわからず彷徨う幽霊を演じる。

デビュー曲の「青春のEVERGREEN」は、アニメ「名門!第三野球部」のエンディング・テーマとして起用されるというタイアップ付の恵まれた滑り出しであった。しかし、アイドル冬の時代到来のため、ヒットには至らなかった。

「青春のEVERGREEN」(89/オリコン最高34位・1.4万枚)…アニメ「名門!第三野球部」のエンディング・テーマ。野球部の彼に憧れる少女の心情を歌った。楽曲の世界観を現すためか、制服っぽい衣装でした。イイ曲ですが、歌は不安定で上手くはない…可愛いからアイドルとしてデビューさせよう!東京宝映から、小川範子高橋良明 に続けッ!とばかりに歌手デビューしたといった感じ?最後の「負けないで…」の囁きが女優系アイドルの歌っぽいネ。
まつげが長いのがチャームポイントだったように記憶する(曖昧)。

2nd「あの頃、ラスト・クリスマス」をリリース、それと同時期に中山忍・河田純子と期間限定ユニット”楽天使”を結成し、「天使達のシンフォニー」も発表する。

楽天使「天使達のシンフォニー」(89)…中山忍、河田純子との期間限定ユニット。全国各地でクリスマスコンサート、ニューイヤーコンサートやイベントを行った。90年1月に活動休止、事実上の解散となる。3人とも日出女子学園高校出身。(楽天使としての活動時は河田は中学生。河田の入学後は、中山が3年生、田山が2年生、河田が1年生という状態であった。)しかし、各々の仕事の時間がバラバラであり、学内で会う機会はほぼ無かったという。そのため、文通や電話にて連絡を取り合ったとのこと。

翌90年には、歌番組が少なくなって行くなか、「春風のリグレット」、「あなたが微笑むなら」、「無人駅」と3枚のシングルと1stアルバム「瞳の法則」もリリース。
女優としてもドラマ「ドラムカン」、映画「バカヤロー!3 へんな奴ら」にも出演する。
この年もクリスマス限定ユニット”七つ星”のメンバーとして活動し、「リボン結びのWAKU WAKU」はNHK みんなのうたで放送された。

精力的に活動するものの、歌手、女優としても一般的に知名度を獲得するには、至らなかった。

「ドラムカン」(90)…NHKの単発ドラマ。大阪の片隅にある養豚場で、大学受験に失敗した少年とその祖父、元銀行マンとその娘が共同生活するという話。主演の斉藤隆治クンは斉藤由貴チャンの弟でしたネ。87年に「ノーブレイク」で歌手としてもデビューしています。

七つ星「リボン結びのWAKU WAKU」(90)…「アイドル侵略作戦・楽しい歌、かわいい笑顔で、世の中を明るくする」のキャッチコピーで登場。クリスマス特別ユニットとしてCD・ビデオをリリースしただけの期間限定の活動。この楽曲はNHK「みんなのうた」で放送され、映像には彼女たち自身が様々なサンタクロースの衣装を着て出演した。

91年には、2ndアルバム「詩小説(シナリリック)」をリリースするが、以降は音楽活動はなく、女優業に専念していく。

アーティストやカッコイイ女のコが持て囃される時代。アイドルも3M(宮沢りえ、牧瀬里穂、観月ありさ)らのモデル系のアイドル、杉本彩、岡本夏生、かとうれいこなどのグラビアアイドル、井森美幸、森口博子、山瀬まみなどのバラエティアイドルが注目され、以前とアイドルを取り巻く環境が変わっていくなか、5枚のシングル、2枚のアルバムを出しアイドル氷河期と言われる時代に健闘した。

●CM

ブルボン「チョコあんぱん」(89-91?)…ルックスを活かしてCM出演なども多くあるかと思ったら、そうでも無かった…。森高千里や3Mの人気沸騰やバンドブーム等、カッコイイ女のコが持て囃される時代。実際は気さくで飾らない性格だったらしいが、ビジュアルからのイメージは陰のある美少女。シングルも寂しげな曲ばかり。豊かな黒髪も重く感じられ、昭和の香りを残すような彼女にはチョット行き場がなかったかも…。

その後、91年、映画「ツルモク独身寮」や92年に「喜多郎の十五少女漂流記」などに出演するもの彼女自身が、大きくフューチャーされることはなかった。

「ツルモク独身寮」(91)…男闘呼組の前田耕陽クンや竹内力サンと共演。前田クン演じる主人公が田舎に残してきた恋人役を演じた。
「喜多郎の十五少女漂流記」(92)…ドラマ「悪魔のKISS」やバラエティ番組などで活躍した奥山佳恵サンのデビュー作。真美子チャンは不良少女役。映画冒頭では、タバコを足でもみ消して、登場。

役の幅を広げながら、女優としてのキャリアを積んでいく傍ら、露出度の高いグラビアにも挑戦するようになり、95年には、ヌード写真集「Pureness」を発表。

また、同じ頃、公開された井上晴美主演映画「82分署」でもヌードを披露するものの、元アイドルや女優のヌードが量産された時期であり、埋もれてしまい、大きく話題になることもなかった。

「Pureness」(95)…オールヌード写真集。といっても、バストトップを見せたもので、当時、当たり前となっていたヘアの露出はなし。

99年ごろまで活動していたようであるが、いつしか姿を見なくなってしまった…。

地球防衛少女イコちゃん」シリーズのDVD化に伴い、川崎実監督が、彼女と磯崎亜紀子、増田未亜の3人と対談することを企画をしたが、消息不明で実現しなかったという。

2012年にはソニーオーダーメイドファクトリーより限定盤として「田山真美子オールソング・コレクション」(CD3枚組全曲集)がリリースされた。

●書籍・CD・DVDなど———————————————————


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