• 80年代アイドルを紹介しています。

小高恵美

本名:小高恵美
1972年5月9日生まれ
神奈川県横浜市出身 A型
デビュー曲:「早春の駅」
(1988年3月21日 )
事務所:東宝芸能
レコード会社:ポニーキャニオン
キャッチフレーズ:コンセプトは・・・正統派。

1987年に開催された「第2回東宝シンデレラオーディション」でグランプリに選ばれる。
このときの審査員特別賞はのちに松下電器(Panasonic)のCM”きれいなおねえさんは、好きですか”で話題となる水野真紀である。

即座に、第1回グランプリであり東宝の看板女優である沢口靖子主演の映画「竹取物語」で銀幕デビューを果たす。沢口靖子と一対一の場面があるなど重要な役に抜擢され、次のスターとなる東宝期待の新人であった。

翌88年には、「早春の駅」でアイドル歌手としてもスタートし、活動が本格化する。スッキリした顔立ちに、口元からのぞく白い歯。そして、ロングヘア。綺麗な声で素直な歌唱。正統派の雰囲気を振りまいていた。

●歌手デビュー

「早春の駅」(88/オリコン最高85位・0.5万枚)…デビュー曲のCMが流れ、鳴り物入りのデビュー!しかし、テレビでの歌唱はあったかな?名前の読みは”エミ”ではなく”メグミ”なので、愛称は”メグチ”。清楚なルックスに線の細い歌声で、まさに正統派。この時代、それではインパクト不足カナ…。なんとなく芦田愛菜チャンに似てる?愛菜チャンがあと数年したら、メグチになる?

歌手デビューの1ヶ月後には主演ドラマ「花のあすか組!」が放送開始となる。ショートカットになり、裏番組織と戦う女子中学生役を演じることとなった。このドラマはB級アイドルだった南野陽子、浅香唯を一気にトップアイドルに押し上げた「スケバン刑事」シリーズの延長線上にある番組であり、前年にアイドルとしてデビューしていた小沢なつき石田ひかりが共演とのことで、アイドル雑誌でも大きく取り上げられた。このシリーズ従来のアクションシーンに加え、少女たちの青春をコミカルに描く要素もふんだんに取り入れられ、軽妙なタッチとセンスを醸し出す作品となっていた。

●ドラマ「花のあすか組!」主演

「花のあすか組!」(88)…メグチが主人公・九楽あすかを熱演。彼女の代表作。この番組には新人アイドルがた~くさん出演。マブダチの小沢なつきチャン、石田ひかりチャン。敵役側だって、佐倉しおりサン、速水昌未チャン、和久井映見チャン、千葉美加チャンなどカワイイコ揃い。そして、本田理沙チャン。彼女の熱演ぶり?がクラスで話題でした(笑)ちなみにあすかの武器は、24金コインでした。

ショートカットに

ショートカットへ変身するこのシーンは、地毛をバッサリとヤッタらしい。このあと美容院に行き「山口百恵の髪型にしてくれ、プレイバックPart2唄ってたときのヤツ!!」と名ゼリフ(笑)を吐きます。

主題歌に「BLUE WIND」が起用されることとなった。「スケバン刑事Ⅲ」のように放送開始とともに、人気沸騰、チャート急上昇ということになるかと思ったが、前作より売上げや順位は上がるものの著しい結果が出た訳ではなかった。88年は隆盛を誇っていたアイドルシーンが下火になりつつあったこと、以前のシリーズは全国ネット枠であったが、この番組は、遅れての放送や未放送となった地域もあったという…それらも関係しているようだった。

●ドラマ「花のあすか組!」主題歌

「BLUE WIND」(88/オリコン最高38位・1.2万枚)…「花のあすか組!」主題歌。作曲・編曲を当時、工藤静香への提供曲の連続ヒットで、売れっ子だった後藤次利が担当。ドラマの世界を反映した楽曲デス。撮影が忙しかったのか、テレビで歌う姿を見たことがなかった…。それがセールスに反映した?なつきチャンやピカチャンも歌での露出は少な目。アンタたち、今でなくて、いつ出るの?「スケバン刑事」のメンバーはそれなりにあったでしょ?スタッフさん、なんで?
このジャケットは、ショートカットマニアからは大ウケだったようデス。

そして「スケバン刑事Ⅲ」で主役3名がドラマの設定そのまま、風間三姉妹として楽曲を発表したように、小沢なつき、石田ひかりとともに、あすか組として「悲しげだね」をリリースする。方々で話題曲として取り上げられ、人気音楽番組「ザ・ベストテン」、「歌のトップテン」などに話題曲として出演した。一応の成功を収めたが、いまひとつ物足らない印象であった。

●”あすか組”で楽曲リリース

「悲しげだね」(88/オリコン最高12位・5.2万枚)…ドラマ後半の主題歌でした。ドラマの役柄も個性的でしたが、三人三様の心地良さのある歌声でした。線が細いが素直に唄うメグチ、無機質な囁き歌唱がクセになるピカちゃん、ほんのり甘い声のなつきチャン。みなパンチがなくやや不安定ですが、それ故、バランスが取れているのかも?レコードではセーラー服であるが、テレビ歌唱時はアクションシーンで着ていた特攻服を着用。ナンノ、唯チャンみたいにドラマ出演を機に大ブレイクするかと思ったが、メグチはできず(涙)…ピカ、なつきも鳴かず飛ばず…しかし、90年代に入ってピカちゃんが驚きの大変身となります。なつきチャンも何度も驚かせてくれますがネェ…

「花のあすか組!」出演をきっかけに一気にスターダムにのし上がり、女優もしくはアイドル歌手として大ブレイクすると思われたものの、芳しい結果は得られなかった。その後もしばらくは平行して活動していく。しかし、アイドルらしい活動を精力的にしていたのは、89年までである。この年までシングル、アルバムのほかにビデオや写真集など多岐にわたる活動をしていたのだが、90年には楽曲の発表はなく、91年の主演ミュージカル「アンの愛情」のイメージソング「いま、風の中で」にて歌手活動を終了し、女優に専念していく。

「情熱のささやき」(89/オリコン最高46位・1.1万枚)…♪好き 好き 大好きよ~ついこの間まで、ツッパリっていた女のコが、真っ赤な特攻服でなく、ヒラヒラとした衣装で歌い、フリツケをする。この変わり様はギャップ萌え狙い?メグチの出すシングルはその都度、趣が違いました。よく言えばバリエーション豊か、悪く言えば散漫。「コンセプトは…正統派。」だったのに…迷走感アリアリ。コレらは様々な役を演じなければいけない女優サンの活動に活かされたかしらン?

テレビドラマでは、目立った役どころで出演したのは、89年「ヘイ!あがり一丁」の主人公の妹役、90年「いけない女子高物語」の生徒役。

また、アニメ「ちびまるこちゃん」が話題の頃には、単発ドラマ「さくら家の人々」で、まるこの親友たまちゃん役を演じたこともあった。しかし、どれもヒットしたとは言えず、「花のあすか組!」出演時のように、彼女が注目を浴びることはなかった。

女優業に専念

「さくら家の人々」(92)…90年に始まり、国民的人気アニメとなった「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこサンのデビューに至るまでをドラマ化。さくらサンは前91年に初エッセイ集「もものかんづめ」がミリオンセラーとなり、時の人となっていました。主人公のももこ(愛称・まる子)を富田靖子、母は渡辺えり子、祖父は笹野高史、祖母は松金よね子が演じた。語りは古今亭志ん朝。メグチは親友のたまちゃん役。アニメのたまちゃんに似てますネ!

東宝の女優であるため、89年より、映画ゴジラシリーズに連続出演しており、「ゴジラvsビオランテ」から「ゴジラVSデストロイア」までの6作で超能力少女・三枝未希役を演じ、特撮愛好家からは、”ゴジラ女優”としてお馴染みの存在となっていった。

●ゴジラシリーズで活躍

ゴジラシリーズ(89-95)…メグチの”あすか時代”を知らない人には、ゴジラに出てる女優サンってことになるのカナ?写真は「ゴジラVSメカゴジラ」(93)、スリムになり、ロングヘアに戻り女っぽくなりました。翌94年には、人気漫画「シュート!」の実写映画版でSMAPの木村拓哉の相手役を演じておりました。

98年には、昼ドラ「白衣のふたり」に主演する。病院を舞台とする愛憎劇であったが、「花のあすか組!」以上の話題作とはならなかった。

2000年にミュージカル「火の鳥」の出演を体調不良を理由に辞退。その後、東宝芸能を退社し、女優業を引退したという。オーディションに応募した理由というのが、病弱な自分を変えたいということだったが、引退となってしまった。

その後、長い間、公の場に登場することない状態が続いたが、10年ごろより、特撮もののイベントや雑誌のインタビューに応じているという。また、結婚もしており、夫の演劇ユニットの演出助手として活動している模様。

●書籍・CD・DVDなど———————————————————


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