• 80年代アイドルを紹介しています。

石田ひかり

本名:石田光
1972年5月25日 生まれ
東京都出身
A型
デビュー曲:「エメラルドの砂」(1987年5月21日)
事務所:ボックスコーポレーション
レコード会社:テイチク

街でスカウトされ、芸能界入り。86年のドラマ「妻たちの課外授業Ⅱ」で女優としてデビューし、87年に「エメラルドの砂」でアイドル歌手としてデビュー。アイドル時代のニックネームは「ピカ」であり、ファンクラブ名は「ピカピカ隊」であった。姉は女優の石田ゆり子。

●姉は石田ゆり子

石田ゆり子…ANA全日空スカイホリデーSPORTS RESORT 沖縄「踊ろよ、フィッシュ。」のキャンペーンガールに選ばれ、水着姿が眩しいゆり子サン。ゆり子サンも同じ時期に、同じ事務所からのスカウトにより芸能界入り。二人がスカウトされたのは全く別の場所でスカウトマンは二人が姉妹だということは知らなかったとのこと。ドラマのような話ですが、美人姉妹なら納得ですネ。
16年にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の高齢処女・ゆりチャン役が当たり、現在は美魔女としてブレイク中!

この年、歌手デビューした新人は、酒井法子立花理佐仁藤優子伊藤美紀BaBeなどが第1グループとして活躍していた。彼女は第2グループ、第3グループを走っている状態であり、また物静かな優等生的イメージで目立つ存在ではなかった。花王のシャンプー「ピュア」のCMに登場し、2nd「く・ち・び・る・♥2」、3rd「恋は確率51%」がCMソングに起用され、耳にする機会は多かったはずだが、売上げは振るわず…。

●CM

ピカちゃんの1年目の大きな仕事といえば、この花王「ピュア」のCM。美少女ぶりを振りまいていました。ほかにアイドル時代に出演したCMは、「ろうきん」、「ボシュロム」など。あとはアイドル末期(女優として知られ始めた頃)の”はかり”の石田衡器製作所。石田のひかりが石田のはかりのCMに出るという…ちょっとしたシャレですね。

●売れないアイドル?

デビュー曲「エメラルドの砂」(オリコン最高25位 2.6万枚)はあまり露出がありませんでしたが、2nd「く・ち・び・る・♥2」(オリコン最高24位 2.3万枚)、3rd「恋は確率51%」(オリコン最高24位 1.8万枚)はそれなりにあったかな?CMは大量オンエアされていたように記憶するが、そのCMソングを歌う姿を目撃することは少なかった…。アップになると頬にニキビ…。「売れなかった」と語るアイドル時代もそれなりに忙しかった模様。

88年には、ドラマ「花のあすか組!」に小高恵美小沢なつきとともに主要キャストとして出演。このドラマはB級アイドルだった南野陽子、浅香唯を一気にトップアイドルに押し上げた「スケバン刑事」シリーズの延長線上にある番組であり、アイドルとしてのブレイクが期待された。

●ドラマ「花のあすか組!」

ピカちゃんのアイドル時代のいちばん大きな仕事といえるであろう「花のあすか組!」。漫画が原作のドラマであり、ピカちゃんが演じた生徒会長でお嬢様育ちの”香月はるみ”という登場人物はドラマ版のオリジナル。

●「花のあすか組!」主なキャスト

九楽あすか…小高恵美(めぐみ)「東宝シンデレラガール」グランプリを獲得し、歌手デビューしたての小高恵美チャンが主人公あすかに大抜擢。ロングヘアで現れた恵美チャンでしたが、この為にバッサリ!あすか組のあとは、映画「ゴジラ」で活躍していましたが、体調不良で引退されたという。写真は「情熱のささやき」(89)リリース時のもの。

堂本美子…小沢なつき
あすかのマブダチのミコはピカちゃんと同期の小沢なつきチャン。この時点ではアイドルとしての実績は彼女がイチバンあったかな?しかし、89年ごろ突然引退し、93年にヌード写真集「早熟」で復帰したあとは、おヌード祭り状態。そしてビデオ女優に。脱ぎ仕事を極めたというのかな…。写真は2nd「クリスマスには間に合わせたい」(87)

香月はるみ…石田ひかり
この頃のピカちゃん「少女・熱風・天然色」(オリコン最高74位 0.6万枚)をリリース。挿入歌として起用されていました。「あすか組」を意識してか、今までになくアップテンポの作品となっている。前作「二人の関係」が撃沈だったのと比較すれば成績はアップ。しかし、ちょっと寂しい数字ですね。

新人アイドルいっぱい

ドラマ「花のあすか組!」はB級アイドル、新人アイドル、アイドルデビュー待機組など可愛い女子たちがた~くさん出演。本田理沙チャン、佐倉しおりサン、速水昌未チャン、和久井映見チャン、千葉美加チャン、田山真美子チャン…。あの子もこの子も可愛い!

「スケバン刑事Ⅲ」で風間三姉妹が楽曲リリースをしたように、あすか組として「悲しげだね」をリリースする。しかし、ヒットと呼べるには至らなかった。しかし、方々で話題曲として取り上げられ、人気音楽番組に多数出演していた。

●”あすか組”で楽曲リリース

TVドラマの出演者がそのまま楽曲を発表するという手法で、小高恵美、小沢なつきとともに”あすか組”として「悲しげだね」(88/オリコン最高12位 5.2万枚)をリリース。「ザ・ベストテン」スポットライト、「歌のトップテン」の話題曲コーナー、「ミュージックステーション」、「夜のヒットスタジオ」などゴールデンタイムの音楽番組で歌を披露。3人のレコード会社が違っていたため、レコードはポニーキャニオン(小高)、カセットテープはCBSソニー(小沢)、8cmCDはテイチク(石田)から発売。

アイドルとしてはブレイクできず燻っていたが、89年のドラマ「ママハハ・ブギ」に出演したころより、女優として、徐々に認知され始める。90年3月にシングル「Tomorrow」を最後に歌手活動を終了している。「15~18歳までアイドル歌手してました。全く売れませんでしたけど」と自嘲気味に回想しているらしいが、短期間にシングル10枚、アルバム5枚を残したことは立派。ヒット曲にはめぐり合えなかったが、精力的に活動したと言えるであろう。

●女優として認知される

「ママハハ・ブギ」(89)…ピカちゃんが演じた長女・恵美役はウソつきで裏表が激しい役。最初は小川範子にオファーがあったのだが、問題児役が続く小川のイメージの固定化に所属事務所が難色を示し降板となったという。主演は浅野温子。ほかの出演者は織田裕二、的場浩二など。

91年に映画「ふたり」で初主演を飾り、女優としての存在感をアピール、注目される。大林宣彦監督に見出されたこの作品が転機となったよう。この年は「あいつ」、「咬みつきたい」など映画に立て続けに出演し、各映画賞の新人賞を受賞している。翌92年には、「悪女(わる)」でドラマでも初主演を果たす。

●映画・ドラマで主演

映画「ふたり」(91)赤川次郎の小説が原作。事故死してしまったしっかり者の姉(中島朋子)がオバケ?としてあらわれる。姉に頼ってばかりいた妹(石田ひかり)との、奇妙な共同生活を温かくつづった作品。

ドラマ「悪女」(92)…人気の少女漫画のドラマ化。ちょっと変わった女の子「田中まりりん」役をコミカルに演じた。永瀬正敏サン、渡辺満里奈サン、河合美智子サンなどその後、俳優やタレントとして大活躍する人たちが出演していました。

●朝ドラ&月9主演女優

彼女をさらに飛躍させたのは92年の秋から放送されたNHK朝の連続テレビドラマ小説「ひらり」。相撲好きのヒロイン・ひらりを熱演。そして、93年には人気俳優の証ともいえるフジテレビの月9枠のドラマ「あすなろ白書」に主演し、高視聴率を記録。また、この年には、再度、大林監督作品「はるか、ノスタルジィ」に主演も務めている。

ドラマ「ひらり」は両国が舞台で相撲部屋の面々との交流や、部屋に出入りする嘱託医との恋を描いた作品。若貴ブームの頃に放送。平均視聴率は36.9%、最高視聴率は42.9%を記録。「あすなろ白書」はあのキムタクが出演!その後、一時代を築く、快進撃をみせます。人気爆発前夜の作品。映画「はるかノスタルジィ」はラブシーンで、ピカちゃんがうっかり”よろ○○○”していると話題に。○○○が見える?見えない?とオヤジ系週刊誌で大騒ぎ。

92年、93年と連続で「紅白歌合戦」の赤組司会という大役に抜擢されて、人気がピークに達していた。

●「紅白歌合戦」司会

紅白歌合戦のPR番組に出演するピカちゃん。本番の放送で司会をシッカリこなすピカちゃん。
自称”売れないアイドル歌手”から誰もが知っている“売れっ子女優”へメタモルフォーゼ!

ドラマのみならず、大手企業のCMに多数出演!また、プライベートにも注目もが集まり、プロサッカー選手との交際が報道された。その上に、実父が猛反対しているということで世間を騒がせた。そのスキャンダルの影響が若干あったと思えるが、その後もしっかりと第一線で活躍。大河ドラマ「徳川慶喜」(98)、「水曜日の情事」(01)など話題作に出演。

●大手企業のCMに多数出演

写真は、大塚製薬「カロリーメイト」(96)、ライオン「植物物語」(97)、はごろもフーズ(99)ほかにも、出演したCMは、三共「新ルルA錠」(93)、セブンイレブン(94)、パナソニック(97)など…みんな知ってる大企業ばかり!

2001年にはNHKの職員と結婚し、その後、出産。それに伴い活動が落ち着いてしまった状態であるが、2016年にはNHK「にっぽんの芸能」の司会など新しい分野へのチャレンジなども続けている。

●書籍・CD・DVDなど———————————————————


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