• 80年代アイドルを紹介しています。

山瀬まみ

本名:山瀬真巳子
1969年10月2日生まれ  O型
神奈川県平塚市出身
デビュー曲:「メロンのためいき」
(1986年3月21日)
事務所:ホリプロ
レコード会社:キング
キャッチフレーズ:国民のおもちゃ新発売

 

幼少期からアイドルを志しており、1985年に「第10回ホリプロタレントスカウトキャラバン」に出場、見事優勝する(1983年にも応募しているが、書類選考で落選)。この時の最終審査には中村由真、我妻佳代らがいた。

「第10回ホリプロタレントスカウトキャラバン」(85)…約11万人の応募。特技はクラッシックバレイ。趣味は「歯を磨くこと」。実にユニーク?アブナイ?性格。中学生の頃には頻繁に路上でスカウトされていたが、「信頼できる大手事務所と契約する方が良い」と考えていたという。

86年3月に作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂/編曲:松任谷正隆という豪華な顔ぶれのシングル「メロンのためいき」で歌手デビュー。ホリプロ期待の新人アイドルだった。

「メロンのためいき」(86/オリコン最高21位・4.0万枚)…メロン色のブリブリ衣装で歌う。衣装は事務所から借金して作っていたという…ホント!? キッチフレーズは「国民のおもちゃ新発売」だった。その後の活躍を考えると「うまい!座布団もってきて!」と言いたくなりますねぇ。

歌手デビューの86年秋には「テレビ探偵団」(日曜19:30 – 20:00 ゴールデンタイム!)のレギュラーに大抜擢され、タレント業もスタート。また当時人気だったスーパーマリオブラザーズのアニメ映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!」でピーチ姫の声優にも挑戦している。

鼻がつまったような声と硬軟自在な受け答え。そして、怖い、悲しい、嬉しいと事あるごとに泣いてしまう性格で”不思議ちゃんタレント”としてブレイク。

「テレビ探偵団」…懐かしの番組やCMを取り上げていた。大のテレビっ子のまみチャンのはしゃぎようが可愛らしかった。笑いを誘う当意即妙なトークも。ここら辺りから、大物芸能人との共演も物怖じしないちょっとアブナイ、キャラクターがクローズアップされ出した。 左の写真は第1回スカウトキャラバンの優勝者の郁恵センパイがゲストの回。きっちり、笑いとってマス。

大手芸能事務所に所属し、恵まれた環境でスタートを切り、歌唱力に定評はあったが、アイドル歌手としては大成しなかった。86年はおニャン子旋風が吹き荒れる時代でもあったが、山瀬本人は後年になって、「サービス精神から余計な事をしゃべりすぎて、アイドルなのに神秘的な面を作れなくて…」と自ら評している

鼻づまり声も歌となると一変し、落ち着きと情感のある歌声で意表をつかれる。2nd「セシリア・Bの片想い」(86)は鮮やかな景色が目に浮かぶような名曲、3rd「Heartbreak Cafe 」(86)は年末の新人レースの勝負曲!南佳孝作曲。(そういえば、新人賞レースでも受賞の際、「ヤバイ」と発言したり、大号泣したり…特異なキャラクターがチラチラ。)4th「Strange Pink」(87)も続いて南氏の作曲。 「高品質」という名の香りのカグワシイ。

コミカルな「怪傑ぶんぶんガール」(87)は森雪之丞作詞、「可愛いゝひとよ」(87)は打ち込みカバーの名曲、アニメ主題歌「マイケル音頭」(88)は子供たちと一緒に…チョット場末感アリ?歌手としてブレイクを!という意気込みは感じるが、1年目に比べると散漫、ヤケクソ?な作品群。 

特異なキャラクターを活かし「山瀬まみロック化計画」という企画の元仕上げられたアルバム「親指姫」も発表し、話題となるものの(「親指姫ふたたび…」もリリース)、やはり、バラエティ番組や司会業で活躍することに。同じ頃にデビューし、アイドルを諦め(?)バラエティ番組に活躍の場を移した井森美幸、森口博子と共にバラエティアイドルの元祖的存在となった。

●泣き虫キャラ

「テレビ探偵団」でスカウトキャラバン優勝を見て泣く、「さんまのまんま」で習字をけなされ泣くまみチャン。何かと泣いていました(笑)

●ロック化計画

アルバム「親指姫」(89/作詞:サエキけんぞう/作曲:奥田民生)の「ゴォ!」PV。デーモン小暮、ZIGGY、筋肉少女帯から楽曲提供。アルバムでは最大ヒット。「親指姫ふたたび…」(90)のリリースもあったが、「山瀬まみロック化計画」は短期間で終了。

明るく元気な彼女はバラエティ番組には欠かせないという程にタレント業は順調。大手のCMにも続々登場となる。90年には7社、91年には6社に出演。

●CM

「やわらかアタマしてます」のコピーが印象深い住友金属。色んなまみチャンが楽しめたメルシャン、90年代後半には金鳥の液体蚊取り器「キンチョウリキッド」(1997-2012)のCMで、ピンクのカッパで登場し、関西弁で「油とちゃうちゃう」という姿が話題となった(先代カッパは近藤正臣でフツーの緑色だったね)。

ナチュラルなファッションが話題になったり、料理本も発表しているが、「ブロードキャスター」、「新婚さんいらっしゃい」、「ためしてガッテン」など、トーク系の仕事に軸足を置いて活躍をし、タレントとして確固たる地位を築き、活躍中。前述の番組はどれも長期間レギュラーを務め、彼女の代表作。

●レギュラー番組

「ブロードキャスター」(1991-2008)では”お父さんのためのワイドショー講座”を担当。分かりやすいと評判に。結婚報告はこの番組で自ら行った。「新婚さんいらっしゃい!」(1997-)はアシスタント最長記録保持者。生活の話題をテーマにした番組「ためしてガッテン」(1995-2016)卒業の理由は「知りすぎた」というのが理由だとか…。

プライベートでは99年に俳優の中上雅巳と結婚。2016年にはデビュー30周年を迎えた。「2、3日休んだら、私のポジション、誰かに取られるな、って、強烈なプレッシャーの中で生きてきて、今に至ります」とタレント業を邁進している。

●書籍・CD・DVDなど———————————————————


コメントを残す